Column -コラム-

GCW放送局練馬支部 第32回「はじめての『天空の覇者』地域No.1決定戦デッキ」

10月中旬、気温が下がり、一気に秋めいてきた頃。
初老二人組はいつもの会議室にタブレットと大量のカードを持ち込んで話し込んでいる。

局員B:
初代日本王者を決定する「JAPAN CHAMPIONSHIP 2016」の開催が間近に迫りましたね。

局長K:
出場資格はないけれど、なんかドキドキするね。もしかしたら「JAPAN CHAMPIONSHIP 2016」のためにアプリでデッキ調整をしている出場者と対戦出来るかもしれないし。

局員B:
もしそうだとするとその出場者の方は不幸ですよね。

局長K:
えっ、なんで?

局員B:
局長は大会で使用されるような洗練されたデッキを使いませんし、プレイングもガバガバですからね。

局長K:
……。

局員B:
それで今回はどんなデッキを使いますか?

局長K:
……。今回は「天空の覇者 地域No.1決定戦」優勝者さんのデッキを使ってみようか。結構、量が多いから一気に行くよ。

局員B:
気になるのは大阪大会で優勝した「Sさん」の「緑青黒デッキ」でしょうか。

00:00 
 465勝の大佐さんとの対戦です。
01:42 
 カウンター配備からの【BT03-048 策謀の宙域】は大きくカードアドバンテージを得られる動きです。このデッキでは手札が10枚近くになることが多いです。
02:45 
 2枚目の【BT04-075 TR-4[ダンディライアン]】を出すつもりだったのに黒1コストを残し忘れたようです。「黄タッチ黒デッキ」相手なので、2枚目を出せなくて良かったかもしれません。
03:47 
 ここのデッキでキーとなる1枚【BT04-038 ゲルググM(シーマ機)】。カウンターをコスト0でセット出来るのがポイントです。
07:15 
 【BT03-020 フルアーマー・ユニコーンガンダム(覚醒)】がこのデッキのフィニッシャー。4枚入っています。

「緑青黒デッキ」のキーカード

  • BT04-038 ゲルググM(シーマ機)
  • BT04-023ドーム球場
  • BT03-048 策謀の宙域

13枚という大量のカウンターカードとドローギミックにより相手の攻撃を凌ぎつつ、【BT03-020 フルアーマー・ユニコーンガンダム(覚醒)】でフィニッシュするコントロールデッキ。【SP02-017 イフリート改】や【BT03-048 策謀の宙域】で増やした手札を【BT04-038 ゲルググM(シーマ機)】の効果でコストを下げて一気に使用し、徐々に有利な状況を作り、【BT03-020 フルアーマー・ユニコーンガンダム(覚醒)】に繋げます。

このデッキを使っていて難しく感じるのは【BT03-043 サイコ・ザク(ダリル機)】などを使って、危険なユニットだけを除去するセンス。カウンターで十分さばけるユニットは無視して残しておけば【BT03-020 フルアーマー・ユニコーンガンダム(覚醒)】のダメージソースになるので、致命傷にならないものは残しておいたほうがいいです。

局員B:
特徴的なデッキですね。

局長K:
なんか偉そうに解説しているけど、本当にこの使い方であっているかわからないくらい独特なデッキ構成だよね。デッキレシピを見るとなんでこのカードかこの枚数なんだろうとかまったくわからないけど、使ってみると欲しい時に欲しいカードが来ている感じで、すっごく練られているなぁって感心するよ。

局員B:
ただ使いこなすのは難しそうですね。

局長K:
正直言って、自分は使いこなせないね。ただこういうデッキがあることは知っておいて欲しいから使ってみただけ。慣れてない人はユニット枠いっぱいまで出撃させちゃって、【BT03-020 フルアーマー・ユニコーンガンダム(覚醒)】の餌食になるパターンも多かったよ。

局員B:
それでは次のデッキを。

局長K:
次は色んな会場で優勝や準優勝している「黄タッチ黒デッキ」を使ってみるよ。

00:00 
 お相手は1623勝、勝率7割超えの大佐さんです。
01:28 
 この動きならカウンターは【BT01-068 当たらなければどうという事はない】。新カード【BT04-067 「カッコ悪い」ってんじゃね、そういうの!】があって良かったです。
02:39 
 「インターセプト」があるので後攻で引けると心強い【BT04-052 獅電】。カウンターは【BT01-068 当たらなければどうという事はない】と予想し、返しのターンで殴り返したいのでパイロットを搭乗させたいところですが、【BT04-141 ミーティア】だとクルーが減少してしまうリスクがあるので【BT01-159 三日月・オーガス】を選びました。
04:44 
 【SP01-025 ノイエ・ジール】+【SP01-070 アナベル・ガトー】成立。「黄タッチ黒デッキ」だと対策カードを入れておかないとなかなか倒せない組み合わせです。
06:12 
 【SP01-025 ノイエ・ジール】+【SP01-070 アナベル・ガトー】おかわりです。

「黄タッチ黒デッキ」のキーカード

  • BT04-067 「カッコ悪い」ってんじゃね、そういうの!
  • BT04-063ガンダム・キマリストルーパー
  • BT04-052 獅電

基本的な動き方は説明不要のどメジャーデッキ。『天空の覇者』環境では優秀な「スクランブル」持ちカード【BT04-063ガンダム・キマリストルーパー】や【「カッコ悪い」ってんじゃね、そういうの!】を手に入れて、後攻のほうが戦いやすいという人も出てきているくらいです。

局員B:
説明不要かもしれませんが、バリエーションが豊富なデッキですよね。

局長K:
【SP02-024 ガンダムキュリオス(飛行形態)】【BT03-065 ガンダムナドレ】【SP01-034 ガンダムエクシア】【SP01-037 ガンダムヴァーチェ】あたりは4積みされていることが多いけど、他は本当に枚数が決まってないよね。

局員B:
【SP02-031 ガンダム・グシオンリベイク】を4枚にして、「バルバトス」との組み合わせによるコスト軽減のアドバンテージと制圧力を主力にするタイプや【BT03-070 ガンダム・バルバトス(第6形態)】によるユニット破壊による母艦ダメージメインや「ソレスタルビーイング」メインなど、どれも強みがあるので選びにくいですよね。

局長K:
自分が普段使っているのは【SP02-035 何やってんだ ミカーッ!】タイプだね。こんな感じの……。

局員B:
……、これは違いますよね?

局長K:
うん、本当の何ミカタイプは2枚くらい【SP02-035 何やってんだ ミカーッ!】が入っている程度で、こんなに依存していないよ。ただプロモーションカードとかで「バルバトス」が増えた影響でこういったタイプも結構戦えるようになったことを知って欲しくて動画にしてみた。

局員B:
そんな自己満足はどうでもいいので、他に紹介するデッキはないのですか?

局長K:
そうだね、あと大会で出てきそうなのは青入りのコントロールデッキだと思うけど、これは前回少し触れているし……。

局員B:
局長が苦手としているデッキがあるじゃないですか。

局長K:
あぁ名古屋で優勝した「黒山羊」さんの「トールギスデッキ」があったね。

02:08 
 お相手は「装甲」持ちの【BT01-086 ストライクルージュ】に【BT04-141 ミーティア】を搭乗させてきました。これはなかなか突破が難しいです。
03:08 
 カウンターを3枚おいてきました……。ただしこれを上手くかわせれば、相手よりも3枚アドバンテージを奪えます。
04:36 
 今度は【SP01-037 ガンダムヴァーチェ】にカウンター1枚。

「トールギスデッキ」のキーカード

  • BT04-067 「カッコ悪い」ってんじゃね、そういうの!
  • BT04-078 ゼク・アイン
  • BT01-154 パプテマス・シロッコ

未来への翼」環境から変わってきたのは【BT01-154 パプテマス・シロッコ】を入れて、【BT03-095 トールギス】→【BT03-128 シャアの亡霊】→【SP02-057ターゲットをイメージしろ!】というファンネル・トークンによる高打点という動きですが、このデッキでは【BT01-136ティターンズは力だ!】が入っていて【BT01-154 パプテマス・シロッコ】によるコスト回復をさらに有効に使う手段を追加しています。そのまま【BT03-095 トールギス】に使って【BT01-103 光の翼】での連続攻撃力を高めたり、動画のようにユニット除去にも使えます。

局員B:
やはり「トールギスデッキ」は爆発力がありますね。

局長K:
そうだね。ただ安定して勝つには【BT03-095 トールギス】を引けなかった場合でも勝ち筋を見つけられるかどうかだね。

ということで今回のデッキの紹介はここまで。
それではまた別のお話で。