



ご好評をいただいている企画「戦場イラストができるまで」をお届けします!
今回は「ガンダムEz8(BT02-011)」を描いたTomotake Kinoshita氏にご協力いただきました。


ラフ

(イメージとしては戦闘後市街地で周囲警戒する連邦兵)
歩兵等人物が入らないと他カードと同じになってしまうので、差別化のためになるべく入れたいと
思っているがそのため描くカードが陸戦に偏る羽目に・・


©創通・サンライズ

↑人物を描くことが特徴的なKinoshita氏。
ラフの時点で、すでに戦場感があります!


MS



©創通・サンライズ

Kinoshita: パーツ毎に輪郭を奇麗に切り抜いたらロックを掛け、特に変わったテクニックなど無く
ひたすらぬりぬり・・・そしてぬりぬり


©創通・サンライズ



MS完成



©創通・サンライズ

↑徐々にEz8が仕上がっていく様。全体ではなくパーツごとに線や塗が整っていくのに驚きです。


背景

Kinoshita: 背景・戦場画の一番のポイント。
人工物が背景に有るとMSとの対比にもなり臨場感が出るので建物はお気に入り。
ただ建物などの場合サイズ感がバレやすいので注意する必要がある。特に窓サイズ


©創通・サンライズ

Kinoshita: そして完成~ 背景を描き込む事で臨場感を増すのだが、あまり描き込むとMSが弱くなるのでそこそこな感じで止めておく


©創通・サンライズ

↑背景だけで、こういうイラストのイベントカードをつくれそうです!


人物

Kinoshita: 最後にメインの歩兵、大まかに位置とポーズを決める。
戦闘後の警戒イメージなのであまり動きの無い歩いているポーズ


©創通・サンライズ

Kinoshita: MS同様、歩兵もぬりぬり・・


©創通・サンライズ

↑ラフとは違う人物の配置になっています。
一帯を制圧しつつある模様が伝わってきますね。


完成

最終的に臨場感を更に上げるため手前をボカシてMSを際立たせようかとも思ったが
カードサイズ等考え悩んだ挙げ句今回はボカシ無しで納品


©創通・サンライズ

↑曇り空と土煙からその場の空気感が伝わってくる様な戦場イラスト!
Ez8は、マガジンを交換しつつ、次の目標を見定めているのでしょうか?


©創通・サンライズ

ということで、「ガンダムEz8(BT02-011)」の制作過程でした!



